天然ニナ
ニナ:こんにちはー キジムオバーさんはいらっしゃいますか?
オバー:はいはい、ワタシだけど⁉ この辺では見ないけど、海を渡ってきたのかい?
ニナ:はい、一週間前に島にはついてたんですが、方向音痴で今日やっとついたみたいですw
オバー:渡り鳥としては致命的だねw
ニナ:ですね。だからいつもチームに入って仲間にサポートしてもらってます。
オバー:今回は一人できたのかい?
ニナ:はい、たまにはチャレンジだと思って一か月かけて海を渡ってきましたw
オバー:さてはニナ、天然だねw
ニナ:テンネン⁉
オバー:まあいい、今日はなんの… もしかして占って欲しいってきたの⁉
ニナ:ハイ!!
オバー:吟遊詩鳥の紹介だね⁉
ニナ:ハイ!!
オバー:アイツ、ワタシをネタにナンパしてるんだな…
ニナ:ネタになんとかって⁉
オバー:ああ、なんでもない、こっちの話w それじゃどこ案内してあげようかな⁉ 希望とかある⁉
ニナ:そうですね… 灯台の見えるとこに行ってみたいです!!
オバー:それじゃ「残波ビーチ」に行ってみようか☆
ニナ:はい、よろしくお願いします!!
【残波ビーチレビュー】

ニナを案内してやってきたビーチ「残波ビーチ」は、県内有数の観光スポットでもある残波岬にもっとも近いビーチです。
リゾートホテルからも近いためホテル所有のビーチに見えますが、じつは自治体が運営していることから無料で利用することができます。
残波岬周辺には、御嶽(=パワースポット)も点在するので、海水浴ついでにパワースポット巡りをするのもおススメですよ♪
ニナ:なんかいいところですね、灯台も真っ白だし海の青さにあっててすごく素敵です
オバー:それはよかった。どころでどんなことを聞きたいんだい?
ニナ:わたし、同性の友達が少ないんです
オバー:同性の友達が欲しいってこと?
ニナ:はい、わたしは仲良くなりたいんですが、いつも敬遠されるっていうか…
オバー:どんなふうに?
ニナ:例えば、下に見えるビーチみたいにみんなが集まるところにいっても、同性だけ近寄ってこないとかです
オバー:オス鳥は近寄ってくるんだw
ニナ:はい…

オバー:別にオスだけでも近寄ってくれるならいいんじゃないの?
ニナ:少し前はそう思ってたんですが、それじゃダメなんじゃないかって思ってしまって…
オバー:そう思ってしまうきっかけってあったの?
ニナ:あざといのは嫌いっていわれて…
オバー:誰に⁉
ニナ:気になる彼にです…
オバー:モテすぎる女子は信用できないっていうことかな?
ニナ:みたいです。それに同性に好かれてないのはダメだっていってるみたいで…

オバー:目的は好きな相手に気に入られたい。その手段として同性の友達が欲しいってことでいいのかな?
ニナ:やっぱり、あざといですよね…
オバー:あざといねw
ニナ:こういうの、良くないんですよね⁉ どうやったら直せますか⁉
オバー:直さなくていいんじゃない⁉
ニナ:いいんですか?
オバー:いいのよ、それにだれかに依存して得られる幸せは、自分の意思に関係なく無くなってしまうもの。
ニナ:依存して得られる幸せ⁉

オバー:例えば彼がいるから幸せ、友達が多いから幸せってことは?
ニナ:彼がいないと不幸せ、友達が少ないのも不幸せ。ってことになりますね…
オバー:自分の幸せを誰かに持たせてしまうと、それがなくなった瞬間に何も残らないのよ
ニナ:たしかに、いままでもそんなことあったと思います…
オバー:だからね、自分の幸せは自分で作り出せるようにようにならないといけないの
ニナ:どうやったらできるようになりますか?
オバー:今まで通りでいいの。誰かに依存したり迷惑かけなければ、ニナ自分が生きたいように生きればいいのよ。
ニナ:そんなわたしを理解してくれる方って現れるんでしょうか?
オバー:向こうからくるのを待つんじゃないの、自分からわたしはこんな奴ですってみんなに伝えていかなければいけないのよ。これはニナにしかできない特権なのよ☆

ニナ:わたしだけの特権か…そう考えると使いたくなりますねw
オバー:その代わり、相手が自分のために使う特権も認めること忘れないでね…
ニナ:…「赦し」ですよね⁉
オバー:そそ。自分も、相手も否定しないってことね☆ 下のビーチで遊んでる人達見てごらんなさい。みんなそれそれに海を楽しんでいるでしょう
ニナ:ですね、そもそも海の正しい楽しみ方なんてありませんもんねw
オバー:安全な楽しみ方はあるけどねw
ニナ:確かにですw 今日はありがとうございました。良いお話聞けたし、きて良かったです!!
オバー:それじゃ気を付けてお帰りね☆
ニナ:はい、また遊びにきますねー!!!
オバー:ん⁉ ニナー!! 飛んでく方角そこじゃないよー!!!!
END