フサの宝物
フサ:ごめんください、キジムオバーはまだ生きてるかね?
オバー:誰だい⁉ 失礼なヤツ… あら、フサじゃないか!!
フサ:おひさです☆
オバー:アンタも良く生きてたねw
フサ:オバーも相変わらず口が悪いねw
オバー:フサ程じゃないよw ところで今日はどうしたんだい⁉
フサ:いまいる渡り鳥仲間でとらぶっててさ、もうどうしていいかわかんなくて。
オバー:…もしかしてそこのリーダー、コジっていう奴かい?
フサ:オバー知ってるの⁉
オバー:チョットねw それじゃ「瀬底大橋」に向かうよ
フサ:あそこ前にも行ったじゃん、他のところがいいよ
オバー:じゃ、話聞いてやらない☆
フサ:くっそー わかったよ!!
【瀬底大橋レビュー】

オバーがフサを連れてやってきた「瀬底大橋」。バックに伊江島を望む姿は、フォトジェニックスポットしても人気があります。
地元民には絶好の釣りスポットとしても有名。週末には県内各地から釣り好きがやってきて、近隣にある24時間営業の釣り道具屋で釣り具やつり餌を買い求める姿もチラホラ。
瀬底島に住む住人のために1985年に誕生した瀬底大橋。地元民だけではなく、観光で訪れる人達が沖縄の美し海を楽しむことができる名所として注目です!!
フサ:俺さ、なんかメンドクサイことしたくないんだよね
オバー:知ってるよ
フサ:だってさ、なんかカッコ悪いじゃん
オバー:何が?
フサ:一生懸命なのってダサくない?
オバー:なんで?
フサ:なんか必死に生きるよりも、毎日遊んで暮らすほうが絶対楽しいじゃん
オバー:そうかもしれないね。そういう生活を今でもやってるんだろ⁉
フサ:やってるよ
オバー:なら不満ないんじゃないのかね?
フサ:不満なかった。チョット前までは…

オバー:コジがリーダーになってから不満が出てきたとw
フサ:そうなんだよ、アイツ最初の頃はメンドクサイこと全部勝手に抱えてくれてさ、俺もとっても楽だったのに、最近、仲間に色々役割をお願いしてきやがるんだよ。
オバー:コジ頑張ってるんだねw でアンタにはお願いしてこないのかい⁉
フサ:その逆、すっごいお願いしてくるんだよ。皆にはお願いしないような難しいものばかり持ってくるのさ
オバー:それでアンタどうしてんの?
フサ:メンドクサイから全部断ってる!
オバー:ブレないねーw
フサ:でもあいつ、なんど断ってもお願いしてくるんだよ。
オバー:無理やり押し付けられることはないんだろ?
フサ:それはないけど、でも嫌がらせじゃね?
オバー:コジはフサよりねじ曲がっちゃいないよw
フサ:…それゃそうなんだけどさ…

オバー:フサは頼られるの嫌いかい?
フサ:嫌いじゃないけど…期待に応えられないと自分がみじめになる
オバー:そうだね
フサ:だったらさ、最初からお願いなんて聞かない方が気が楽じゃん。嫌われるのも慣れてるし…
オバー:でもフサはお前を嫌いにならないんだろ?
フサ:アイツ幼馴染でね、小さな頃から俺にくっついて飛んでたんだ。身体も仲間の中では俺が一番大きくて、アイツが一番小さいの。だからアイツは俺がなんでもできる奴だと勘違いしてるんだよ
オバー:勘違い⁉
フサ:俺、身体はでかいけど速く飛べないし、遠くに行くんだって皆より遅れてしまうし、ちっともいいところないんだ。
オバー:みんなの期待を裏切ってしまいそうな自分が嫌なのね
フサ:…そうかもしれない

オバー:フサ、前にきた時に教えたこと覚えてる?
フサ:「赦す」だよね、覚えてるよ。
オバー:ちゃんと実践してる?
フサ:してるよ、だからあれ以来、仲間とケンカはしていない。
オバー:偉いじゃない、それじゃご褒美に今の気持ちを楽にする方法を教えてあげる
フサ:お願いします!!
オバー:これからは自分のことも「赦し」なさい☆
フサ:自分のことを赦す…

オバー:瀬底大橋に着いたわね
フサ:昔、連れてきたもらったときよりずいぶんキレイになってますね?
オバー:周りの環境が島の外からくる人達向けに色々変わってるからw
フサ:でもこのキレイな海は昔のままだ
オバー:小さなわたしたちの時間の流れに比べたら、自然の時間っゆっくり流れてるのがわかるでしょ?
フサ:そんな感じですね。
オバー:そう考えるとさ、わたしたち嫌な気分や楽しい気分なんて、一瞬の出来事でしかないの。そんな水の泡みたいに消えてく想いにずっととらわれるなんて、面白くないでしょう。
フサ:確かにバカかもしれないw
オバー:それとね、気分なんて行動でいくらでも変えていけるものなの。その代わり変わりたいって意識が最初に必要で、そのためにも・・・
フサ:自分への「赦し」ですよね⁉

オバー:コジはフサのこと信じてるのよ、どんなフサでも受け入れ赦していこうってね。
フサ:…コジの癖に生意気だなw
オバー:アンタの幼馴染なんでしょw
フサ:自慢の幼馴染ですよ。アイツがリーダーになったとき、今まで生きてきた中で一番嬉しかったの思い出しました。
オバー:明日からサブリーダーとして頑張れ!!
フサ:そこはもう少し引き延ばすことを赦していただきたいw
オバー:しょうがないなw 瀬底大橋の海にあやまれば赦す!!
END